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スティールパン奏者

小針 彩菜 Ayana Kobari

Double Second Pan ダブルセコンドパン

2014年、洗足学園音楽大学打楽器科を首席で卒業。
卒業時に優秀賞を受賞して、卒業演奏会に出演。
同年5月、洗足学園音楽大学の最優秀卒業生として、日本で最も権威のある新人演奏会『読売新人演奏会』に学部長推薦のもと出演。
打楽器協会主催、第30回打楽器新人演奏会にてマリンバ部門賞と、最高位である岩城賞を受賞。
第18回JILA音楽コンクールマリンバ部門3位入賞。
2015年NHK Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」にスティールパン奏者として出演。
2015年・2016年・2017年と3度、スティールパンの本場トリニダード&トバゴに渡り、現地のバンド「All Stars」のメンバーとして、世界最大のスティールパンコンテスト「パノラマ」に参加し。2015年・2017年度と2度優勝を飾る。
2019年、イタリアで開催された第17回Italy Percussion Competitonにてマリンバで優勝。

音域:F#3〜C#6
帯域:184.997hz〜1108.731hz

Instrument / 使用楽器について

Double Second Pan(ダブル・セカンド パン)

オーケストラで言うと、ヴィオラに相当します。
同じ2つのドラム缶から構成されるDouble Tenor panに比べると音の配列が分かりやすい楽器なのでTenor Panの次に人気のある楽器です。
 
大編成のバンドではこの楽器を2つのパートに分けるアレンジも多くあり、
その際はDouble Second1がメロディーのオクターブ下を弾き、
Double Second2がコードバッキングを担当します。
 
PAN NOTE MAGICではコードのバッキングを担当する事が殆どですが、中低音がメロディーになる場合はTriple Celloと一体となってメロディーを担当することもあります。
バッキングをする際は、2音しか担当出来ない為、3和音以上のコードを担当する場合は、Triple Cello一体となってコードVoicingを決定します。
その際は、通常はClosed Voicingが一般的で、Double SecondのTop NoteはなるべくG♯を超えないようにします。
また、音の振り分けは、Double SecondがTop noteと2nd noteを担当して、
3Celloが、3rd note、4th noteを担当する事が多かったのですが、
近年このvooicing方法が変わりつつあり、
Double SecondがTop noteと3rd noteを担当して、
3Celloが2nd noteと4th noteを担当することも増えてきました。
3rd noteと4th noteが2度でぶつかってもそれほど違和感を感じなくなるため、
F△9のコードの際、Topから、E・C・A・Gという積み方も可能になります。